1日の間に5回も10回も立て続けに発作が起こることをいいます。
1回の発作の後、まだ意識が充分回復しないうちに、また次の発作が起こります。こういうことを何度も繰り返すわけです。
このような症状がみられた場合、てんかん重積ですから、直ちに病院・クリニックへの入院が必要です。
重積になると、死亡することもあります。
しかし、何よりも大切なことは、重積にならないように、それを予防することです。
予防法は3つあります。
(1)規則正しい生活と
(2)お薬をきちんと服用して
発作をおさえましょう。
もし発作がおきてしまったときは、一回目の発作終了直後に、
(3)ひきつけ止めの坐薬(ダイアップ等)をお尻に入れてください。入れてから、30分経つと、効いてきます。同じ日に次の発作が起きるのを防ぐ効果があります。すなわち、重積の予防です。